2014年6月26日木曜日

σ(標準偏差)と不良率の関係

σ 0.6826894921370860  約100個に34個 不良率
2σ 0.9544997361036410  約100個に5個 不良率
3σ 0.9973002039367400  約1000個に3個 不良率
4σ 0.9999366575163260  約10万個に7個 不良率
5σ 0.9999994266968560  約1000万個に6個 不良率
6σ 0.9999999980268250  約10億個に2個 不良率
9σ 1.0000000000000000  不良品なし 不良率

2014年6月2日月曜日

薬審とは?

規模の大きい病院において、どの薬を採用するか、薬事審議会(薬審)で決めることが多いです。
会議の場で医師が話し合い、必要ときまれば採用となります。
大規模な病院ではこの薬審にのせる事も非常に困難であり、また必ずしも採用とはなりません。
今では院内の薬剤適正化の為、一つの医薬品を採用させるには既存の薬剤を削除する、
というスタイルを取る医療機関が多くなっています。

薬審にのせるには、自社の医薬品を推薦する医師を見つけ、その医師に薬審資料を提出して頂きます。
単に薬の特性から、「かならず必要!」と薬を希望されれば何も労を費やす事はありません。
ですが、今では医薬品もその種類が多数あります。その中で自社の医薬品を推薦してもらうには、
類薬と比べどこが優れているか?を訴え続けなければなりませんし、
説明会・講演会を開き薬を認知してもらう事も重要です。また病院へ協賛する事もあります。

2014年5月26日月曜日

インクジェット, グラビア, オフセット, スクリーン等の印刷方法の違い


印刷方式フレキソオフセットグラビアスクリーンインクジェット
版  式凸版平版凹版孔版電子版
転写方式直接方式間接方式直接方式直接方式直接方式
印刷速度速い速い遅い遅い
インク種類多様油性インク油性インク多様限定
印刷精度(全般)
細線精度
インク濃度
印刷媒体多様主に紙紙・フィルム多様多様
媒体平滑多少の凹凸可要平滑性要平滑性凹凸可凹凸可
媒体厚み多様な厚み一定厚一定厚多様な厚み多様な厚み
媒体形式主に巻取主に枚葉巻取枚葉巻取・枚葉
印刷機コスト
版コストなし
環境性
普及度
引用:http://www.gosando.com/flexography/index.php

商標登録の記号の違い(R,TM,SM,Cマークの違い)

(R)マーク
®マークとは、Registered Trademark(登録商標)を意味します。
®マークは、米国の連邦商標法上で規定されたものであり、米国商標法では、商標の損害賠償を請求するためには®マークをつけることが条件として規定されております。
一方、日本においては、登録商標に®マークをつけることは義務づけられていません。

TMマーク
TMマークは「Trademark」を略した記号です。
単に商品の「商標」であることを示し、このマークが付いていても、登録された商標であるとは限りません。
登録商標マークとは違い、登録されていない商標でも、TMマークを付けてるのは自由です。
そのため、将来的に商標登録を出願する予定である、または単に業務で使用していることをアピールするために使われることがあります。

SMマーク
SMマークは、「Services Mark」を略した記号です。
TMマークが形のある商品商標を示すのに対して、SMマークはレストランやホテル、運送業など形のない役務(サービス)に関する商標を表します。
SMマークも、TMマークと同じく「登録済み」の商標であることを意味する記号ではありません。また、サービスに関する商標でも、TMマークが付けられていることもあります。

(C)マーク
©マークとは、copyrightの略です。
著作権に関する国際条約は2つあり、(C)マークはその一つの万国著作権条約にあたります。万国著作権条約のみに加入している国は、(C)マークの表示が方式要件を満足したものとの意味があり、表示しないと著作権を主張できません。

2014年5月9日金曜日

アンプル、型瓶バイアル、管瓶バイアルの違い

【アンプル】
   ホウ珪酸(硬質ガラス)を成型。薬液充填後に末端を熱溶融して封入。
   バイアルに比べると低コスト(キャップ、ゴム栓も不要)。
   比較的壊れやすく、大容量にするには適さない
   硬質ガラスは内容液との反応性が低い(医薬品成分が吸着したり、逆にガラスの成分が溶出したりすることがほとんど無い)
   首部を折る時に、微量のガラス片が内容物に混入する可能性がある(加熱して溶閉しますので、内部が陰圧になっており、破片を吸い込む)。

バイアルは製法から大別すると2種類(管瓶バイアル、型瓶バイアル)がある。

【型瓶バイアル】
   ソーダライムガラス(軟質ガラス)を成型。
   溶融したガラスを型に入れ、内部に空気圧をかけて形成して製造。
   軟質ガラスはアルカリが多少溶出。
   アルカリ性の溶液を長期間保存した場合、ガラス表面が腐食されて、剥離してくる場合がある。
【管瓶バイアル】
   ホウ珪酸(硬質ガラス)を成型。
   アンプルや管瓶と言われる小バイアル瓶は、長いガラス管を回転させながら、途中途中をバーナーで加熱して開口部や底を形成される。(最大100mL程度)
   量産する場合には製造コストが高くつく
   製造設備は簡単ですので、多品種少量生産には向いている
   材料に硬質ガラスを使用することができますので、比較的軽くて強度強い
   バイアルはアンプルに比べ、厚いガラス管を使うため、加工時のバーナーの温度を高くする必要があることから、アルカリ溶出は多少多くなる。

JP167.01)注射用ガラス容器試験法】
【アルカリ溶出試験】
【第1法(粉砕法)】
   ガラスを粉砕し粉末状にした後、溶出試験を行う。
   融封できる容器(アンプル):0.30mL
   融封できない容器(バイアル、プレフィルドシリンジ含む):2.00mL
※JP注4:「規格値は、融封できる容器に通常用いられるホウケイ酸ガラス及び融封できない容器に通常用いられるソーダライムガラスの実測値をそれぞれ参考として設定されている。
【第2法(内面溶出法)】
  容器実容積90%相当の水を加えて溶出試験を行う。
   融封できない100mL以上の輸液用容器:0.10mL