2014年6月2日月曜日

薬審とは?

規模の大きい病院において、どの薬を採用するか、薬事審議会(薬審)で決めることが多いです。
会議の場で医師が話し合い、必要ときまれば採用となります。
大規模な病院ではこの薬審にのせる事も非常に困難であり、また必ずしも採用とはなりません。
今では院内の薬剤適正化の為、一つの医薬品を採用させるには既存の薬剤を削除する、
というスタイルを取る医療機関が多くなっています。

薬審にのせるには、自社の医薬品を推薦する医師を見つけ、その医師に薬審資料を提出して頂きます。
単に薬の特性から、「かならず必要!」と薬を希望されれば何も労を費やす事はありません。
ですが、今では医薬品もその種類が多数あります。その中で自社の医薬品を推薦してもらうには、
類薬と比べどこが優れているか?を訴え続けなければなりませんし、
説明会・講演会を開き薬を認知してもらう事も重要です。また病院へ協賛する事もあります。

0 件のコメント:

コメントを投稿